仲間の数が増えていくたびに

先日12/9は磯はなびさんでラウンジコンサートさせて頂きました。

今回はサックス四重奏と管楽器+ドラムの小編成でのアンサンブル
2チームで1時間ほど演奏しました。

曲目はサックス四重奏「勇気100%」、「君の瞳に恋してる」や
小編成アンサンブル「スウィング・スウィング・メドレー」、「ジングルベル」、「赤鼻のトナカイ」等。

クリスマスシーズンということもありクリスマスの曲などを
レパートリーに取り入れ季節感を意識してきました。

自分が入団した頃から比べると人数も増え、いろいろなバリエーションの編成での演奏や、
こうした場に一度に参加できる人数も増えてきてより厚みのある演奏も少しづつできるように
なってきてどんどん前に進んでいってるんだなという実感もあります。

 少し昔の話をしますと自分がこの楽団に入った頃はまだまだ人数も少なくできることも
限られていてなかなかできることって多くはなかったんです。
その中でやってみたいことをリクエストしたりしていろいろ試してはいたんですが
それでもどうしてもできなかったことがありました。それがサックス四重奏での演奏です。

しかし最近サックスパートの人数が増え、今回のコンサートに4人が出れる!
ということですぐさま団長にお願いして(且つ団長にも参加して貰って)、このコンサートの
1枠をもらって今回サックス四重奏として参加できるようになりました。

 こういったアンサンブル形式になる本番ではいつもチームごとで代表を立てその人を中心に
練習を展開しているのですが今回、自分がサックスチームのチーム代表として
初めて本格的にスケジュールの調整や舞台上での演出を主だって考える立場になりました。
今までチームに参加する側面が強かったところから、より大きな役をすることになりチームの
まとめ役として練習日程の調整や選曲、曲の方針決定など多岐にわたる役割を遂行するのは大変
でしたがメンバーが口々に「満足な演奏をできた。楽しかった」と言ってもらえたので
代表としての責務はひとまず果たせたのかなと思います。

慣れないことをするのは大変ではありましたが自分の中でやりたかったことが一つ、
今回実現できました。また自分でも納得のいく演奏ができたこと。
それがとても嬉しかったし、達成感もありました。
欲を言えばまだまだよくなる、よくできたという部分もありますが
それでも今回この編成でできたこと、今後の展望が開けたのでひとまず満足です。

唐突ではありますが自分の好きなとある曲の歌詞に
「仲間の数が増えてくたびに かなう願いも増えていくね」

というのがありまして。
この曲を聴くたびに自分も楽団としてもこの詩のように進んでいけてるのかなとわくわくします。

うれしいことにこの日、たびたび練習を見学に来てくださっていた方がコンサート終了後に入団することになりましてまた一人仲間が増えました。

人数が増えてきたことで新しい本番についても模索しています。
これからもこの楽団でもっともっと先へ進んでいきたいです。

サックス担当I改め石灰。